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2010.02.27

障害者があたりまえに働けるニッポンへ

「働きたい」あなたのシンポジウム :ランドマークホールにて 450名 入場無料

主催:横浜市健康福祉局  ATRIMAE プロジェクト
後援:神奈川県・横浜市 教育委員会

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タウン誌にあったので応募して行って来ました @夫 

第1部は 従業員の7割が知的障害者である日本理化学工業会長 大山泰弘氏の講演。 何で話題かというと…

いつもお仕事でお世話になっているライターさんが 昨年、ご一緒に本を書かれた…ということで、存じ上げた 藤沢久美さんが書かれたレポートが一番わかりやすいので⇒ リンク させて頂きました 

司会は ヤマト運輸元会長の故小倉昌男さん(ヤマト福祉財団元理事長)の意志を引き継いだ大塚由紀子さん   福祉ベンチャー…メルマガを購読させてもらってました

ゲストに…というかお話を聞きに来ていた中 = 1聴衆として、細川佳代子さん ( 細川元総理の奥様で スペシャルオリンピックス名誉会長 他…いろいろ) の姿 

クロストークの司会に ジャーナリスト 下村健一氏 … と なんとも この企画が無料だなんて…(450名 立ち見はない程度の満席)

夫から聞いて 語りきれないことばかりなのですが 夫が一番驚いたこと、細川さんも、最後に感想で驚きを述べられたこと…というのは、大山さんが

「重度の人たちだって働く場が必要なのです。」

という言葉… 自分達にも 

「うちの息子は働かなきゃ、そして重度の人をみんなで支えてあげなくては」

なんて線を引いていたところがありました。 いつ 誰が障害を持つかわからないのです。 働く権利というのは国民1人1人に憲法でちゃんと守られているのです… 重度も軽度も関係ないんです…と…

「経済の『済』という字は、救済の『済』と同じ字です。」

とも言われていたそうです。 福祉の世界は、人間全てを幸せにするというものではなく、また福祉と経済は切り離して考えられるものではなく、福祉と企業の役割分担が必要である。 

国が作業所にかける助成金よりも、障害者に最低賃金を保障するほうが安い…

… など目からうろこ的発想が… 

Dsc00322

最近 よく思うのです。 i mac 、 ホームベーカリー 、 i-phone 、イラストレーターなどのソフト…で 素人がそれなりにモノを作りあげていくことは、昔より敷居が低い世の中になってきたように思うのです。 だから 障害児・者にもチャンスがいっぱいあるはずなんだ。

どうやって 繋がっていくか 知恵と工夫… 考え続けよう~。

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勉強会に行きました」カテゴリの記事

コメント

参加はしてないけれども、こうして内容を知ることができるなんて!嬉
「子育てを支える療育」も読みました。
いい内容でした。

投稿: 504 | 2010.02.28 10:11

障害者の具体的な対象は、
どんな人を想定してるんだろう?

障害者って、言葉ではひとくくりにされてるけど、
すごく範囲が広くて、ひとりひとり状況が大きく違うということを、
理解できている人って、ものすごく少ないよね。

重度の人たちも、っていう重度って、
身体重度を意味していることがほとんどだし。

すべての障害者は働くものだ、という認識だけが一般化してしまって、
すべての障害者が働くことを課せられてしまったら?という不安もある。


障害者の就労支援をしていたことがあるので、
可能性を見つけるアンテナは張れているつもりだけど、

「働く」ということを、自分の子どもにあてはめて、
可能性を考えると、まったく答えが見つからない。

重度重複障害者が「働く」ことについての、
具体的なプランとか実績って、あるのかな?
見つけたいなー、というのが課題です。

投稿: ちゃむ母 | 2010.03.01 20:30

@ちゃむ母さま

理化学工業もスワンも知的障害がメインだと思うのよね。 身体的に重度な障害の方のお話をしてるんじゃないでしょうね。

重度の身体障害がちょっとおいてけぼりになっていながら 世間で感動の嵐的に 評価されていることに ちょっと 肢体の親として 「 ん?」 と 思うところはなきにしもあらず… 笑 

でも「重度の人にも働く場を」という言葉を聞いた時、自分の中で重度の人に対して線を引いていた自分に ハッと気づいたので… 純粋に驚いたんですよね。

今後、とある作業所と関わっていく機会があって

「働くという意味をもう少し柔軟に見る」という見方も出てきたりしたばかりだったのよね。

ちなみに。↑の言葉を聞いた、細川さんが
「私も覚悟を新たにしました!」 と言われたんだそうです。(ちゃむ母さんてSOのボラさんもされてたんだよね?)

「障害者は働くものだ」っていうのが一般化…よりも 「障害者も働くんだよ」(働いていいんだよ というと またなんか 下から目線だけど 笑)
という風になればな…と思うのね

生産性が低いとしても、どんな小さなことでもいいから、できることを仕事とみなしてくれる職場や社会があるといいのになぁ そっちが先だと進みやすいんだけど。

生産性が低いことって、お仕事としてはどうなんだ ってことになってくるよね、そこで…余力のある企業や自治体がうまく 噛んでお仕事自体の概念、見方が少し変わるといいなぁと思ったりするんだよね。

大山さんは、「できない事に目を向けるのではなく、一人一人の出来る事に目を向ける、出来ない事をどうしたら出来るようになるか...」と取り組んでおられるとの事。
50年かけて....  

オーストラリアやベルギーでは(障害者の)給与の最低賃金は国が補償するという形で給与が出る。それこそが「差別禁止法だ」  暮らせるだけの給与を保障しよう。という考え方。 ただ 全部の障害者ではないと思うけどね。

毎日働く、1日4時間、週に2~3日 と 働き方は自分の体と相談しながら…という就労の形でOKという上記の国の就労体制があり、こういう考えが浸透すると、働く門戸も広くなるんじゃないかなぁ…なんて。

命をつなげることに毎日頑張っている人も重度の障害で、体は健常でも重度な障害という人も居るという今の障害児者事情の中、ひとくくりは本当に難しい。

「どんな人も、どんなフィールドでも 選ぶことができる社会」って大切だと思うんだ。甘いかな…

だから 働かないという選択ももちろん普通にできる。
「働けない」じゃなくて「働かない」 と言える世の中だといいなぁと思うんだ。

たぶん、具体的なプランとか実績っていうのは…今の日本にはない…んじゃないかな?!たぶん 誰も考えたくないんじゃないかな? 他人様は…
決めてかかるとダメかな? 
うちとちゃむくんちはまた違う状態だけど何か見つけていこうよ。

答えになってないと思うし、いろいろ うまくいえなくてごめんね。

投稿: keikei | 2010.03.01 22:25

@504ちゃん
お返事するの忘れてた 笑 ゴメンなさい!

うん うん 内容はうちの夫⇒私
という2段階 伝言ゲームですから 趣旨とずれてきてるかもしれませんよ 笑
とりあえず、機会があったら見てみて下さいね!
「子育て…」 私、ボイタ一色の時にあの本を読んだので はらはらと泣きました…

投稿: keikei | 2010.03.01 22:28

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