« 特別支援学校のバザーにて | トップページ | プロフェッショナル 仕事の流儀より »

2009.11.15

社会福祉法人 こころみ学園・ Coco farm

栃木県 足利市  

こころみ学園は知的障害者が働くワイナリーです。 

我が家の息子に障害があり、将来どうしよう…と 思っていた時、(今も思っているのですが) こういう形の作業所があるのだと知りました。 

それが2005年、息子が小学1年生の秋でした。以来 毎年、収穫祭に参加させてもらっています。

50年前 知的障害児たちが 鉛筆を鋤やくわに持ち替えて 山を開墾しました。

1980年 葡萄畑ができました。カリフォルニアから ブルースさんという醸造士に来てもらい、素晴らしいワインができるようになり、2000年には沖縄サミットで 2008年 洞爺湖サミットでも使われました。

その時のワインは 「Novo」 という銘柄で、ラベルは 日本語・英語・点字で書かれています。

「日はのぼる 美しき 泡 たちのぼる」

「いろいろな人達が、ともに生きていく新しい時代へのささやかなメッセージ」・・・との事。

「1950年代 少年たちは山を切り開き、土地を耕し 葡萄を育て始めました。

1980年代 ワインの香り漂うこの山の麓で 幸いに満ちた新しい世紀を夢見ながら 1990年代 シャンパーニュの伝統に敬意を表し 泡立つ酒作りが始まりました。

人間ができるささやかなことの全てを行う人間の手。 自然と膨大な年月と はかりしれない寡黙な手仕事から NOVOは生まれました。

たとえ 逆境の日々にあっても 陽がのぼる明日を信じ  人生を愛し 慈しむために。」

2_3

急斜面の葡萄畑を歩いて毎日 手作業でお仕事します。

ある人は1日中 完璧にカラスを追い払うのがお仕事

ある人は どんな小さな傷みの葡萄も肉眼で見つける技をもつ

ある人は完璧に同じ位置にワインのラベルを1日中貼り続けることができる

そんな人たちが作ったワインは 本当に美味しい

私達も感銘を受け、1本の葡萄の木のオーナーになっています。

毎年 「ボジョレヌーボー解禁」のニュースが聞こえるその週末 ここでも収穫祭が行われます。 

収穫祭の詳しい様子はこちら → 日記へ リンク 

Img_6893_2

↓ 木工の作業班の作る 急斜面用 テーブル 
テーブルの足が伸縮して テーブル面を水平に保つことができる アイデア商品 笑

Img_6889

↓ ワイナリーグッズも販売 バッグやエプロンなど 
センスがいいのです。ちょっと遠慮気味に撮影してたので 画像がなくてごめんなさい。

Img_6888











 

↓ 園生さんの作業で作ったクリスマスリース などの販売も盛況

Img_6890

↓ 私はこれを購入しました。

Img_6913













園生さんが ワインのコルクで作ったクリスマスオーナメント

1つ 200円 温かみがあります。
他にも シュシュなどがありました。

収穫祭の日 以外にも1年 350日 ワイナリーはOPENしています。

レストランや 醸造所の見学もできます。
ひたむきに働く農夫を見ることができるでしょう。

↓ Cocoのワインのラベルに書いてあった言葉です。

【本当に世の中を変えるのは 権力や富ではなく また 数と力を頼む行動や声高な主張でもなく 静かな持続する意思に支えられた 力まず、目立たず、おのれを頼らまず、速攻を求めず、粘り強く 無私な行為です。】 

ジャン・ジオノ著 「木を植えた人」 ……パンフレットより抜粋……

葡萄を植樹して 6年後に その木からできたワインをもらえます。幸希の小学校入学の記念に 植え、その木からの ヌ~ボ~が頂けるのは 小学校を卒業して 中学生になった秋です。 

そう思うと なんだか人生って 長いようで短い、子どももあっと言う間に大きくなります。子どもも葡萄も 手塩にかけて 育つ、勝手に大きくなるのではないんだな…。

「こども」と「自然」自然と向き合うという事は 例えば、 

「梅雨が来るから こうしよう」

「暑くなる前に 草抜きをしよう」

「来年は こうしよう…」

… と 明日に 来年に希望が持てると言うことではないでしょうか。 

これは 障害を持つ人にとって 不安ばかりが先立つ人生に大きな 希望になったと思います。

「こども」「障害」「自然」「農耕民族としての日本人」 Coco farm に来るといつもそういうものが頭をよぎります。

どうぞ 応援してあげて下さい。

Coco Farm HP は こちら → リンク 

« 特別支援学校のバザーにて | トップページ | プロフェッショナル 仕事の流儀より »

コメント

早速お邪魔しました。
久々に・・・『いちば~~~ん!』

どんなブログに成長していくのかな?
楽しみだね。

投稿: 小町 | 2009.11.15 18:21

なんだか記事読んだだけで
じ~んとしてしまいました

収穫祭じゃなくても
いつかは絶対行きたい!!

投稿: shun-ran | 2009.11.15 21:39

@小町さま
懐かしい! 一番〜♫
卒業後まで続けたら すごーい濃くなるかも〜 

@shun-ranさま
静かなワイナリーもとてもいい雰囲気なのよ
初夏がいいかな〜

投稿: keikei | 2009.11.17 21:29

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 特別支援学校のバザーにて | トップページ | プロフェッショナル 仕事の流儀より »