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2013.05.29

映画:くちづけ

知的障がいのある娘の将来を 余命わずかな父親が案じて、行き先を探す・・・
そんな話の中から見えて来るもの
実話です。 

Dsc01280

以前 見た 「海洋天堂」 → リンク と 導入部分かぶる部分がありましたが、また 表し方がまた違う。 

ヨガの師匠に用事でメールをして、そのお返事が 

「くちづけ見てきた・・・やっぱり 必要を感じた・・・」

とのことだったので・・・ 見なくちゃな〜って思ったのでした!笑)

以下はネタバレ、事情通 などももあるので、以下はバレてもOKな方だけみてくださいね♪ 

私は息子の将来も案じましたが

一方で 障がい者の兄を持つ妹 というところで また娘の将来も案じ、ダブルパンチです。

『くちづけ』も『海洋天堂』どちらも 知的障がい者であり、(海洋天堂では自閉症) 母親が亡くなり、父親は癌で余命わずか。
1人残されるであろう、こどもの為に、安心して暮らせる施設を探す・・・ という導入。

この映画、すごいなあ・・・と感じたところ、以下

クランクインからアップまで2週間でとりおえた

カット形式ではなく、映画に出演する全員が朝から晩まで、自分のシーンの撮影が有る無しに関わらず、毎日出席しての撮影

準主役?の俳優さんが、もともと舞台俳優で、原作、脚本を作った。映画化の前には舞台でやっていた。要するに、自分で作って、演じて、演出して(舞台版のみ)・・・
その方は、全然、障がい者とは関係のない世界の方。

映画の監督 堤幸彦さんは 障がい者に関する運動や社会派映画も多々 作ってこられた方。

宮根さんが出てた。笑)

竹中直人さんは、特に感情移入したりとか、役になりきって とか そういうことは全然しないで自然体で 現場のエネルギーでああいう感じになる とのこと。

できれば、パンフレットも購入して読まれるとおもしろいと思います。

公式サイトはこちら → リンク 

今はこの事件の当時とはずいぶん時代もかわりました。父母の会の70代、80代の親御さんの頃、でしょうか。ずいぶん、社会も変わったと思います。障がい児、者への理解やサービスも進みました。

とは言え、いつもヨガに行く、大阪の近所で、母子が餓死されたというニュースも聞きました。

この時代だから・・・と言っても・・・。

「ひとこと言ってくれたらよかったのに」

「まさかそうだとは 全然知らなかった・・・」

という言葉もありましたが。

時代はかわってきているし、そして人も変わって来ていると思う。
昔よりもソーシャルな活動に目を向ける人々も多くなっているし、幸せの多様化も。

だから息子たちの将来はそんなに悲惨ではないと私は思っている

だから 息子たちだけが住み易いのではなくて、みんなが住み易い世の中に。

行政は不可欠だけど行政にばかり任せていては、仕組みにはめられた将来になってしまう。 当事者の声がいちばん必要。

自分の周りでできることを ひとつずつ。
父母の会の活動も そういう気持ち。

私たちの声は 息子たちの声。

そう思って。

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